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2020.08.31
テレワークを始めた人たちは、家のどこで仕事をしているのでしょうか？ 事前に書斎や仕事部屋を確保してあった住まいは限られているはずです。特に、マンションでワークスペースを確保するのは難易度が上がります。ダイニングテーブルで子どもたちが勉強するのを横目で見ながらパソコン作業をするという方も多いかもしれません。
リビングやダイニングなど家族との共有空間でも、メールチェックや書類作成などの作業はなんとかこなせますが、映像を使ったオンライン会議や集中したい際は、仕切られた空間が欲しくなるはずです。マンションの居室内にワークスペースを確保することが、テレワーク時代のマンション選びには重要なポイントになるでしょう。
新築マンションでは、あらかじめ書棚やテーブルをセットしたワークコーナーを確保している間取りプランも登場しています。また、もともとはウォークインクロゼットなどの収納空間として用意していたスペースを活用し、書斎コーナーへと変更可能なオプションとしている物件もあります。
そうしたオプションが用意されていなくても、未完成の新築マンションであれば造作家具などを活用して、ワークコーナーをつくることも可能です。工事中の物件を検討しているのなら、分譲会社と事前に相談してみるといいでしょう。暮らし方の変化に合わせた間取りプランや内装仕様のバリエーションは、今後も増えてくるかもしれません。
マンションの限られた空間を最大限活用して、ワークススペースをつくる方法もいくつか考えられます。可変収納ユニット「ＵＧＯＣＬＯ（ウゴクロ）」は、2組の可動収納ユニットを使うことで、手軽に居室と収納の使い勝手を変えることができる “動くクロゼット”です。
中央部の収納スペースを通路とすることで、ウォークスルークロゼットや納戸スペース、フリースペースと、利用目的や広さを変えることができます。フリースペースにテーブルとチェアを設置すればワークスペースとしての利用も十分可能です。扉を閉められるので、オンライン会議にも対応できます。
家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、柔軟に間取りを変える事で、その時々で最適な住空間を実現する事ができそうです。
