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CHISATO
大学在学中にヨガと出会い、インストラクターの道を志す。大学卒業後はヨガの本場インドで経験を積み、帰国後インストラクターとして活動を開始。現在は日本中を飛び回り、ヨガの魅力を広め続けている。
毎日しっかり寝ているのに、思ったほど前日の疲れが抜けず、週末にはぐったりしてしまっている、という方は多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決するために効果的なのが寝る前のストレッチです。気になる箇所ごとにストレッチをして、翌朝気持ちよく起きられるようにしましょう。
営業の方、デスクワークの方、力仕事をしている方など、職種よって、疲れがたまりやすい箇所は違ってきます。以下で部位ごとに効果的なストレッチを紹介していきましょう。
背中の筋肉が固まってしまうと、肩まわりの動きが悪くなり、肩コリの原因となります。背中の筋肉をほぐすには、ヨガの「チャイルドポーズ」をしてみましょう。
①正座をします。
②両手を前方に伸ばします。
③伸ばした両手をそのままに、息をゆっくり吐きながら上半身を前に倒していきます。この時、お尻が浮き上がらないように注意し、お腹が太ももに密着するようにイメージしてみましょう。
④そのまま深呼吸をしながら30秒ほど姿勢をキープしたら、最後にゆっくりと身体を起こします。
腰は背中やお尻、太ももなど、周辺の筋肉によって支えられています。腰痛を防ぐには、それらの筋肉をほぐしてあげるようにしましょう。こちらではヨガの「ガス抜きポーズ」が有効です。
①あおむけに寝て、両ひざを抱えます。
②息を吐きながら、両腕でひざを胸に引き寄せ、上体を起こします。
③このポーズを維持したまま、30秒ほど深呼吸をしましょう。
デスクワークの方は目の疲れも気になるのではないでしょうか。そんな時は、1点を見続けて固まってしまった目の周りの筋肉をほぐしてあげましょう。
①最初にまぶたをぎゅっと強く閉じて5秒間キープします。
②目を思いっきり見開き5秒間キープします。
これを1セットとして、1回に5セット行いましょう。
最初は、一番気になる箇所のストレッチから始めてみて、慣れてきたら気になる箇所に合わせて違うストレッチを組み合わせていきましょう。
2017年4月掲載